雪の別称・・・それは六花
第二十一候
竹笋生
たけのこしょうず
たけのこがにょきにょき生えてくる頃。です。
義父は和食を作る料理人でした。
私は義父の作る料理が大好きで大好きで、元気だったころはいろんな料理を食べさせてもらい、可愛がってもらいました。
晩年、糖尿病で目が悪くなり、足が悪くなり、心臓が悪くなり、台所に立つことも無くなった義父。
義父の得意料理で私の大好物だった糯米焼売を作って試食してもらったらことのほか喜んでくれたのを思い出します。
そんな義父の大事にしていたのが山椒の木です。
四月頃から葉っぱが出始め、いま、葉っぱ盛りです。
たけのこに、山椒の葉。
美味しい組み合わせです。
私は吹き出物が出てしまうので、あまり食べなかったけれど、義父が残した山椒の木。
せっかくだから、山椒の葉っぱを使ってたけのこ料理、作ってみようかなぁ。