その人は、いつも人の言葉を否定する。
例えば、とあるテレビ番組の話をしていたとする。
あーでこーであーなって面白かったんだよ。と、言うと。
え、違うよ。
こーであーでそうなったんだよ。と、言う。
いや。
あーでこーであーなったんだよ、こーであーでそうなったんじゃないよ、違う番組の話じゃない?というと、いや違う、あなたがちゃんと見てなかったから勘違いしたんだよ。と、言う。
根拠はない(笑)
なんでもかんでも、人のいうことを否定するもんだから、もう話をするのが嫌になって、あまり関わらないようにして、あまり話もしなくなっていた。
否定をしたい人は、何でもかんでも否定したがるので、その否定を肯定し続けると自分の言葉を否定することになる。
最終的に自分の言った言葉すら否定しちゃうときがあるので、それも面白い。
でも、最近、ふと、『この人は否定をしているんじゃなくて訂正をしているつもりなのかな?』と思うようになった。
訂正は『間違っているから正そう』としている事。
正解って人によって違う。
だから、私の言ったことも間違いでは無いけれど、その人の言ったことも間違いではない。
でも、自分だけが正しいと思っている人は、他人の意見も正そうとするものなのね。
面倒くさいけれど、そういう場面にあたったら、まずはその訂正を受け入れる、そういう考え方もあるね。と。
もしも、その人に私の事を深く知ってほしいと思える人ならば、もう一度私の意見として伝える。
正解は人の数あるんだから。
ただまぁ、申し訳ないけれどその人とそこまで深く仲良くなりたいと思っている訳でも無いし、どうでもいいから言い返さずにすべてのご意見を肯定して、その場を収めてしまうことにしている。
人生は短いんだ、面倒くさい人に関わっている暇など無いのだよ。