先日、義理の妹一家が我が家にやって来た。
数年前、愛猫を立て続けに旅立たれた時、もう何もかもが嫌になって断捨離を決行した。
その時、お客様用のお皿やコップなどなども処分し、3匹の猫がゆったりくつろげるようにと使っていた長方形の大きなこたつも捨ててしまった。
もう、誰も人を招きたくなかった。
COVID-19が流行する前も義妹一家は来ていたけれど、基本的には義母の部屋にいたしリビングまで来ることは無く、食事も外食だった。
だから、一人一人のソファや3人しか座れないダイニングテーブルも問題が無かった。
んが、しかし。
COVID-19ですよ。
外食にはハードルが高いので、我が家で食事をすることにしたんだけど、困った。
お料理は私は作らず、お寿司をデリバリーすることにしたのでお箸はクリア。
小皿も何とかなった。
コップは湯呑やマグカップを使用(笑)
すまし汁用にニトリでお椀を購入してきましたよ。
テーブルは旦那さんが私たちはソファで食べられるようにキャンプ用の折り畳みのテーブルを買ってきていた。
準備万端。
結局、私たちは義妹一家と食事をともにすることなく、折り畳みテーブルを使わずお食事会は終了した。
ミニマリストでは無いけれど、極力モノを持たないようにしている。
でも、今回の事で『人を招かない家』ってけっこう大変だなって思った。
お客様用のコップなんかいらない、しまい込まないで使おうっていうけれど、お客様が来た時に困るのよ、やっぱり。
日本茶も紅茶もコーヒーも炭酸ジュースもすまし汁も今まで自分が使っていたマグカップで出す勇気はないもんな~。
3人用テーブルはお気に入りだけど、こういう時に慌てるよ。
5年後、我が家は名古屋に引っ越す予定がある。
次の家はダイニングテーブルを大きくして、食器もいろいろ揃えてしまおうと思っている。
都会と違って気軽に外食に行けるような場所では無いからね。
モノを持たないって、アウトソーシングできてこそ成立するのだと実感する出来事でした。