綿柎開
わたのはなしべひらく
綿を包むガクが開く。頃です。
処暑です。
暑さが収まる時期の事のようですが、いやいやなかなか難しい。
でも、やっぱり朝晩は涼しくて、夏の名残の蝉の声と秋の始まりを告げる虫の声が競い合うようにうたっています。
綿のような白い雲
むかし、一緒に働いていた父と同年代のおじさまが子供の頃お母さまが山に登るというので『山にかかっている白い雲をお土産にほしい』とお願いしたそうです。
早くにお母さまが他界されたので、数少ない思い出なんだそう。
退職されて会う機会も無くなった方ですが、雲を見るとその可愛いエピソードを思い出します。
お元気かなぁ。