仕事場の人に甘えて、初任者研修のお勉強をさせていただいている。
同僚は私よりも上の人ばかり。
上司はからかいながら、可愛がりながら育ててきた若い社員さん。
しっかり育って今では高齢化しているパートのおばちゃんたちを生暖かい目で見守ってくれている。
そんな中でおしゃべりする内容は老後の事ばかり。
ドラマの『やすらぎの郷』に出てきたような施設があればいいのになーと。
でも、お高いんでしょうね~。と。
あんなにすごい施設じゃなくてもいいらしいです。
じゃ、シェアハウスは?
高齢者が集うシェアハウス。
言葉は素敵だけど、私たちのちょっと上の世代から始まった核家族化。
配偶者と自分の子供だけの閉鎖された空間でのんびり暮らしていたのに、急に赤の他人と暮らせるかな?
今更、人に気をつかいながら生活できないよ~。
自由と孤独はセットなもの。
自由を謳歌したいけど、安心も手に入れたい。
その気持ちはわかるけど、それってやっぱり結構大変だと思う。
私は子供がいないので、リアルに孤独死を覚悟してる。
エンディングノートは残された身内の為というよりも、私を見つけるであろう自治体の方や事業所の方にご迷惑かけないために書いてるんだもの。
人生は何が起こるかわからないし、考えてもしょうがないけれど、いろんな準備はしておこう。
やすらぎの郷に入る準備でもいいし、他人と一緒に暮らす準備でもいい。
どんな準備でもいい、準備、あるいは、覚悟。
自分の親もまだまだ元気だってーのに、自分の老後にこんな覚悟で臨まなきゃいけないなんて、いいのか?これで。
ま、その一端を担っていると自覚しているので、自力で頑張ります。