今週のお題「二十歳」
二十歳の頃の思い出は、ちょっと置いておいて。
昨日、両親が兄家族と会食に行く約束をしていました。
実家ライングループで待ち合わせ場所やお店、時間などは知っていたので、自分は参加できないけれど、怒涛のようにやってくるであろう美食の数々を楽しみにしてました。
でも、意に反して兄から慌てて電話が来ました。
『まだ、来ない。電話にも出ない』
もう、二人して慌てました。
うちの両親は時間にルーズな人ではない。
どっちかっていうと、せっかちさん。
待ち合わせ時間の30分早く着くことはあっても、遅れることは先ず無い。
ケータイに電話しても出ないし、ヤキモキしてました。
結局、無事に合流できたようです。
そのせいか、兄からいつも怒涛のようにやってくる美食の数々の画像は送られてきませんでした。
よっぽど慌てて、よっぽどホッとしたんだね。
今朝、心配だったので電話しました。
遅れた理由を聞いても、はぐらかされました。
遅れたっていう認識がなかったみたいです。
今まで時間を間違えるなんて無かったのに、待ち合わせに遅れるなんてなかったのに。
両親は今までできていたことが出来なくなってきているんだね。
解ってはいたんだけど、ちょっとショック。
私はもう充分大人だと思っていたけれど、やっぱり両親の前ではまだ子供で、両親にはいつまでも頼れるお父さんとお母さんでいてほしかったみたい。
でも、もうそんな甘えた子供時代はもう終わったようです。
恥ずかしいねぇ、50歳になろうっていうのに。今頃自覚するなんてねぇ。
両親を守る側になった時、初めてちゃんと大人になるのかもしれない。
たかだか、20年生きたくらいで大人になんかなれないよ。
30年経って、やっと大人の自覚が芽生えてるんだからね。
困ったもんだ。
それでも、両親ともに暢気なもので、お料理は美味しく、兄一家との会食を楽しんで来たようです。
それは良かった。
いつまでも、元気でいてくれ。