急に秋めいて、心と体が追っつかないです。
台風19号がやってくる前、そこまで慌ててなかったんです。
どちらかというと、築40年以上のあばら家に住む高齢の両親の方を心配してました。
父は伊勢湾台風の経験もあるし、その地域の人たちは台風に対してとても敏感なので、もしもの時の対応は大丈夫な筈。
とは言え、やっぱり何もできないもどかしさはあります。
そんな、どこか他人事のようにしていたら、あるニュースが飛び込んできました。
『ディズニー・リゾート休園』
余程のことがない限り、休園しないんです。
室内アトラクションも多いし、何よりも、近くののホテルに宿泊客がいっぱいいる。
交通機関がマヒしても、お客さんはいる。
そんな、本当に余程のことがない限り休園しないパークの休園。
職場では、プチパニックになりました。
余程のことがない限り休園しないパークが休園する、つまり、余程の事が起きるのではないか?
そこへまた飛び込んできたのは、旦那さんからのメール。
近所のスーパーの棚が空っぽだという情報。
水、パン、カップラーメン。その他もろもろ。
帰宅して、自転車と植木鉢を安全な場所に入れて、雨戸のない窓を養生テープで田の字に貼って、外せない網戸も固定しました。
ご飯を炊いて、おにぎりを作って、空のペットボトルに水を入れ、タッパーで大量の氷を作りました。
断水、停電対応です。
ロウソクも懐中電灯も準備して、旦那さんと二人、何故か『ハリー・ポッター』の映画を一気見してました。
幸い、私たちの住む地域は停電も断水もなく、台風は過ぎていきました。
準備していたおにぎりを朝ごはんにして、貯めていたお水で洗いものをして、大量の氷でコーヒーを冷やしました。
両親も大丈夫だったようです。
今回、急なことになっても相応の準備が出来た事に自信が付きました。
あと、足りなかったなと思ったことを準備しようと思います。
乾電池とか、小銭とか、スマホのバッテリーとか。
「なんだよ、大げさな、から騒ぎだったなー」と今までだったら思ってたかもしれないけれど、180㌔ほどの重さの旦那さんのバイクが強風で斜めになっているのを見たとき、その風の強さにびっくりしました。
余程の事が、余程の事でなくなっているようです。
過剰に怖がるのは好きじゃないけれど、そのための準備は必要なんだと学びました。