◎WOWOWライブで放送された舞台中継の感想を書いています。
◎自宅待機中なのでハードディスクに貯めている舞台を観ています。
手塚治虫生誕90周年記念
鉄腕アトム『地上最大のロボット』より
プルートゥ PLUTO
演出・振付 シディ・ラルビ・シェルカウイ
土屋太鳳
恥ずかしながら、手塚治虫氏の書いた『地上最大のロボット』を読んだことがありません。
それどころか、漫画の神様と言われる手塚氏の作品はほぼ読んだことがありません。
何故なら、絵が怖いから。
一番怖いのは『リボンの騎士』です。
頑張って克服して『火の鳥』が読みたいんですが・・・・。
そんな私が浦沢直樹氏の『PLUTO』を読んだのも、あの絵でなければ読めると思ったから。
そしたら、やっぱり面白かったんです。
もちろん、舞台にも行きたかったのですが、残念ながらスケジュールの都合で行くことが出来ずにいました。
でも、WOWOWで放送されたので観ることができました。
ありがとう!WOWOW!
漫画を原作にした舞台はいくつか観に行ったことがあるんですが、ここまで漫画に寄せている作品は初めてでした。
漫画では表現できない微妙なロボットの動きを素晴らしい演出で表していてすごかった!
どんなにモーションキャプチャーの技術が発展していようと、生身の人間の動きとデジタル化された動きは違和感を感じます。
その違和感が人間とロボットの違いだと思うのですが、それを舞台上ではロボットであるアトムやウランを人形浄瑠璃のように人形遣いが操るのです。
その動きがなんとも美しくて・・・。
漫画の中の私の大好きなエピソードががっつり削られていたのは、残念でした。
もしも、再演があったらぜひに行きたいです。
そうそう。
土屋太鳳さんはこれが初舞台だったそうです。
もう、ウランちゃんが可愛くて可愛くて♡
もっと、舞台をたくさんやってくれないかなぁ。