常々、父に『無理に片付けなくてもいいよ、わたしがやるからね』と言っておりました。
近くに住んでいなかったので、『両親ともに旅立った後の後始末はするからね』という意味合いが強かったのですが、この度、近くに引っ越しちゃったものだからさー。
やるよ!やるともさ!やってやるさ!
父が期待に目を輝かせ、母の目がどんより(笑)
仮住まいに入りきらなかった荷物を置いてもらう手前、約束は守らねばいけません。
そんな訳で、短い時間ではありますが、行ってきました。
実家の2階は2階は4畳半の和室が2部屋、洋室が1部屋と9畳の洋室が1部屋あります。
東側の和室には何故か布団やらシーツやらが積み重なっていて、その周りはごみだらね。
と、言ったら美しいけれど、本当は口にも出したくないあれやこれやがあって、もう、心のシャッターを閉めるしかない。
東側の洋室には主に兄の私物があれこれ。ただ、ここは兄が天井をぶち抜いて梁がむき出しになっている場所なので、あまりものを置きたくないというのが本音のよう。
でも、比較的ここには口に出したくないあれやこれやはあまりない(まったく無いとは言わない)
真ん中の和室は押し入れに謎の何かが押し込んであって、その前に父と母の洋服がかかっている。その近辺に我が家の荷物があって、なかなかのカオス。
9畳の洋室はせっかくの広い部屋なのに、雑然とモノが置かれていて、足の踏み場もない。
奥の方にはわたしが高校時代に使っていた机やタンスが陽炎のように見える。
モノがあって、そこまでたどり着かないから(笑)
まずは、東側の和室にあるお布団を何とかしよう。
部屋の半分は布団で埋まっているので、空いている隙間を掃除機をかけて綺麗にする。
そこにひとつひとつを畳みながら振り分ける。
敷布団も、掛け布団も、シーツも、カバーも、枕も、毛布も、タオルケットもぜーんぶ、中途半端に畳んでぐちゃっと積んであるだけなんだもん。
振り分けても、振り分けても、終わらない。
蓄積された布団たち。
そんな中、2枚ほど新しめの毛布を発見。毛布というよりはひざ掛けかな。
ちょうど、これくらいのサイズの毛布ほしかったので、ちゃっかりいただく。
もちろん、了承済み。
ただ、部屋の片づけに行ったのに、捨てずに貰ってきちゃっちゃー、ミイラ取りがミイラになるってもの。
旦那さんに呆れられたけど、母にしてみれば捨てるんでなく貰ってくれるのは嬉しいようで、ご機嫌で袋を出してくれた。
結局、その日は掃除機をかけて振り分けて終了。
そして、家に帰ってから一人反省会。
あれは・・・・なかなか骨だぞ。
ちょっと計画的にやらないと、いつまで経っても終わらない。
あ…。
2階の前に、玄関とお仏壇…そっちを先に終わらせないと・・・・。
うーん。
締め切りがあるわけでは無いけれど、長い戦いになりそうだ。
実家狼藉
新しいカテゴリーを作りました。
元ネタは↓
家内狼藉
家の中がひどく散らかっていること。
『狼藉』は乱れていて無秩序なこと。
こんな四文字熟語が実在するんだね。