十八候
牡丹華
ぼたんはなさく
牡丹の花が咲きはじめる頃。
春の終わり、夏の始まりを感じますね。
去年、岡崎市を一人旅した時の公園に咲いてました。
牡丹かな。どうなんだろ?
このお花は美しい女性の振る舞いに例えられますね。
座れば牡丹。
気品あるたたずまいは確かにと思います。
七十二候は中国から伝わったものなので、かの国で人気の花で表現されるのはわかります。
でも、私がこの季節に咲く花で一番美しいと思うのは『藤』です。
あの可憐な紫の小さな花。
春日大社の藤に花は今年の美しく咲いているかしら。
名古屋城の藤の花は、岡崎城の藤の花は、今年も美しく咲いているのかしら。
人間の右往左往なんかものともせず、美しく咲き誇っているんだろう。
いつかまた、見に行けたらいいな。