風日晴和

毎日楽しく忙しく

働くということ。

今の仕事場に入って、18年。

ほぼメンバーも変わらず、仲良く牽制しながら働いている。

定年は無いと言われていたけれど、数年前から定年制度が導入された。

 

ちょうどその頃、大型トラックの運転手を定年退職した父がヘルパーさんとして華麗なるジョブチェンジした。

最初は介護タクシーの運転手として、今は知的障害のある青年の行動援護従事者として77歳の今も働いている。

その姿に刺激されて、旦那さんも私も介護の初任者研修を受けた。

 

今の仕事が定年を迎えても、体力が続く限りは仕事がしたい。

旦那さんと私の共通の願い。

でも、定年の年齢になって始めるんでは遅すぎな気がしたので、今の仕事とダブルワークでできたらなぁと野望があった。

 

そんな事を思っていたら、COVID-19が流行しダブルワークどころか仕事に行く事もままならなくなってしまった。

 

やっと、仕事が普通に戻り(年内時短だけど)介護の仕事も探し始めようかと思った頃、義母から『もう少し我慢してほしい』と言われ、(私の住む町では無いのですが、その近くの町でデイサービスでクラスターがあったから心配してのこと)仕事場では仕事がめちゃめちゃ忙しくなり、働く人の不足により定年制度が廃止になった。

 

つまり、体が動く限りここで働けるということ。

だったら、無理にダブルワークをしなくてもいいんでないかい?

 

と、思っていた矢先のうちの旦那さんの爆弾発言。

『名古屋に帰ろう』

 

なんやかんやあって、今の仕事場に居られるのも5年になった(予定)

今の仕事に似た仕事は名古屋にはない。

そして、介護事業所が実家の近くにはたくさんある。

 

もう!

どうすればいいんだよ~~~~~!!!!!!

 

(笑)

 

フリーで働くということ、キャリアを積むことは、大きな翼を持っていることだと思うの。

私はその翼を持っていない。

自力で飛ぶ必要が無いので疲れないけれど、行く場所を決められない。

社会的な状況や家庭的な状況が変われば振り回される。

それを選んだのは自分。

その事には後悔はない。

 

でも、その翼を持つ人はその翼を大事にしてほしい。

誰でも持っているわけでは無いからね。

いつまでも持っていられるわけじゃ無いからね。