風日晴和

毎日楽しく忙しく

父の日だからと言って特別なことはしない。

今週のお題「お父さん」

 

 

父の日どころか、母の日も何もしません(笑)

ま、そんなことは置いておいて、

 

 

私の父は今年喜寿を迎えます。

9歳の時に両親を失い、親戚に育てられた父は中学を卒業して働き始めました。

色々な苦労があったとは思いますが、あまり話したがりません。

それでも、自分を育ててくれた親戚の家には私をちょくちょく連れて行き、私もおじさまやおばさま(父にとっての伯父と伯母)に可愛がられました。

 

そんな父は定年になると、母の職場の人の紹介で(当時)ホームヘルパー2級を取りました。

退職後、介護タクシーの運転手をしていました。最近、事業所の方針で介護タクシーは廃止になったので、そのまま退職するのかなと思ったら、その事業所の方に引き留められ、今では知的障害のある方のヘルパーとして仕事をしています。

忘年会で呑みすぎて、職場の若い(と言っても私と同世代笑)女性に家まで送ってもらったりしてます。

 

娘としては、仕事をやめて母と二人で元気なうちに旅行に行ったり好きなことをしてのんびり暮らしてほしいと思います。

でも、父は『お母さんがやめさせてくれないいんだ』と言いつつ、ヘルプしている青年が可愛くて、職場の若い(と言っても私と同世代笑)女性との触れ合いが嬉しくて、仕事をしているのが楽しくて仕方がないみたいです。

母も母で、『お父さんから仕事を取ったら、今の100倍口うるさくなる、元気なうちは、働けるうちは働いたらいい、それに、自分が本当に辛くて嫌になったら自分から仕事を辞めるだろうし』と、言います。

 

仕方がない。

父の人生だもの。

娘がとやかく言う事じゃない。

『助けてくれ』と言われたら、すぐに駆け付けることが出来るように新幹線代だけはちゃんと用意しておくよ。