風日晴和

毎日楽しく忙しく

NHK BSシネマ 『かもめ食堂』を観ました。

NHK BSシネマで放送された映画、かもめ食堂を観ました。

観たのは2度目なはずなのに、全く覚えてなくてフレッシュな気持ち。

主人公がフィンランドで食堂を開店して、お客さんが来なくってってお話だったよなー。群ようこさんの原作、読んだな~。くらいの記憶(笑)

 

で、2回目の視聴です。

1回目はさほど心に響かなかったけれど、(どうしてこの映画があんなに人気になったんだ?とまで思ってました)大人になってから17年の時を超えてみて再び観ると・・・・やっぱり特に響かない(笑)

ただ、1回目はフィンランドの風景や街並みが美しいと感じたけれど、2回目はサチエを演じる小林聡美さんが作るお料理はどれも手際が良くて美味しそうで、『ああ、この人は普段から丁寧に暮らしているんだなぁ』と画面からひしひしと感じた。食いしん坊になったのかな。

料理を作る所作の美しさが素敵でした。

あの手際の良さはそれだけで美味しそう。

 

バタバタと冷蔵庫を開けて、調理を始めて、出し忘れたものがあって冷蔵庫を開けて、調理を再開して、使い終わったのもを冷蔵庫に戻して、再び調理を始めて、出し忘れたものがあって、冷蔵庫を開けて、お皿を出して、フライパンをあおって、食卓に料理を出し始めたら、すぐにテーブルについてご飯を食べ始める旦那さんにイラっとして、それでも料理を出し終えてやっと座ってご飯が食べられる!と思ったら、『醤油は無いの?』と言われて、冷蔵庫から醤油を出しに行く…と言う丁寧とか美しい所作とか手際の良さからは遠おおおおおおおおおおおおおおい毎日を過ごす者には眩しすぎる映画でしたよ。