先日、旦那さんとお芝居を観に行きました。
ずっと見続けてきた演出家さん名を冠した(多分)最後の舞台です。
私の愛する役者藤原竜也君を見出し、育て上げてくれた蜷川幸雄さん。
その大事な舞台のチケットを・・・・・・・家に忘れました(笑)
もう、呆気にとられました。
わははははは。
笑うしかない。
いつも早めに家を出るので、チケットを取りに戻れば2幕目には間に合うかもしれない。(お芝居の途中から入る勇気はない)
でも、忘れてしまった当の本人は心が折れてしまって取りに行く気力がなくなってしまっていました。
仕方がない、美味しいケーキでも買って帰ろうか。
と、ふと。
もしかしたら、席番がわかったら入れてくれるかも??
と、思ったのです。
実は大昔。
まだ、私が学生だった頃、友達がやっぱりチケットを忘れたことがあって、席番をちゃんとわかっていたこと(私の隣だったから)で、開演してからになりましたが入場させてもらったことを思い出したんです。
旦那さんにその話をしてみました。
ダメでもともと!
チャレンジしよう!
折れた心に添え木して、頑張ってみることにしました。
まずは劇場の窓口に。
当日券で並んでいる人はいるのですが、窓口は開いていない。
次はチケットを購入したサイトを検索。
冷たく再発行はしないと書いてある。
ダメだった~。
じゃ、次は劇場に電話して、主催者に電話して、劇場の窓口で問い合わせて、チケットの購入サイトに電話して、購入履歴をファックスしてもらって(黒猫ファックス50円)、そのファックスを劇場の窓口に持っていって、確認してもらって、手書きの入場券を手に入れました。
たった4行で書いてますが、チケットを忘れたのに気が付いたのが11時45分。
この時、開演5分前。
座席に座るまで生きた心地しませんでした。
座ってみるとめちゃめちゃいい席で、もう、いろんな意味で頑張ってよかった~。
旦那さんと二人、励ましあって、スマホを駆使し、ぼくらのぼうけんは終わりました。
忘れないのが一番だけど、もしも、万が一忘れてしまった場合。
取りに帰る時間がないならば、絶対ジタバタした方がいいです。
まずは、窓口の人に相談してみましょう。
今はネットを介してのチケット購入が多いから、購入履歴がスマホにあるはず。
そしたら、席番がわかるから、何とかなるかもしれない。
ならないかもしれないけれど、頑張ってみる価値はあります。
私たちもあちこち電話して、たらい回し感はあったけれど、それでも、頭から無理ですとは言われませんでした。
凹んでケーキのやけ食いするよりは絶対に建設的です。
でも、もう2度とあんな怖い思いは嫌なので、今度からチケットは二人でダブルチェックします。
ああ、10月のお芝居は一人だ~。
肝に銘じておきます。