三十四候
桐始結花
きりはじめてはなをむすぶ
桐が卵の形の実を結び始める頃。
大好きな源氏物語に出てくる桐壺の更衣は平安御所の後宮、淑景舎の別名で、桐が植えてあったから名付けられました。
そこに住む更衣だから、桐壺の更衣。
帝の住まいから遠く不便な場所だったそうです。
身分が低いとこういう扱いを受けるのですね。
それでも、帝から寵愛を受け、光るの君と呼ばれる程の華やかな容姿と才能に恵まれた子を生み、短いけれど幸せな一生だと思います。
物語の登場人物ですが(笑)
愛する帝と可愛い幼子と、桐壺の更衣はお庭の桐を眺めていたのかも知れません。
と、無理矢理自分の趣味に寄せてみました(笑)