最近、『逃げるは恥だが役に立つ』という言葉の意味を考えてます。
ハンガリーのことわざで『自分の戦う場所を選べ』という意味。
時には逃げることも必要。
やみくもに突き進むことが勇気なのか、撤退することが勇気なのかは歴史が教えてくれている。
ただ、これは翻訳した通りなのかしら?とも思う。
日本語って面白いもので、後にくる言葉が強く残る。
『逃げるは恥だが役に立つ』
逃げるとか恥とかネガティブな言葉の後にポジティブな役に立つを置くととてもポジティブな言葉になる。
だったら、
『役に立つけど逃げるのは恥』だったら、どうなんだろ。
だが
と
けど
が全く違う印象を与えている。
もともとの意味が『自分の戦う場所を選べ』なのだから、『役に立つけど逃げるのは恥』と訳されることはないけれど。
美輪明宏さんが『恥を知れ』という言葉を教えなくなったと嘆いてらっしゃった。
たぶん、この恥とあの恥はまたちょっと違うんだろうなぁ。
でも、どちらにしろハンガリーでも逃げることは恥は恥なんだね。
わたしは自分を恥知らずにしたくないので、もしも逃げるべき状況になったら『勇気ある撤退』って言おうっと。
もう十分恥の多い人生を送ってきましたから(;^ω^)