子供の頃、母がところてんを食べるとき箸を一本だけ使ってました。
器用に、そして、美味しそうに食べていたので、幼いわたしも挑戦しましたが、一本箸で上手く食べられる訳でもなく。
それに、やっとの思いで口に入ったとしても、酸っぱい味は子供の舌を満足させるものではありませんでした。
おやつで食べるなら、甘いほうが好き。
そんな私ですが、大人になり、甘味処ではところてんしか食べませんでした。
お箸は2本だし、餡ものは苦手だったので(笑)
結婚してから、ある日旦那さんがところてんを買ってきました。
冷蔵庫に入ってたので、ああ、お休みな日にでもおやつに食べるんだなと、思ってたの。
そしたら、あらびっくり。
お夕飯に出してくれですって!
私にとって、ところてんはおやつ。
食後のデザートでもない。
だから、お夕飯には出せない!
と、若く頑なな主張をしました。
(若いってそういうこと)
でも、旦那さんにとって、ところてんは酢の物なのです。
だから、食卓に乗ってもなんの問題も無いらしい。
カルチャーショック!
その日はしぶしぶ酢の物としてところてんをだしました。
結婚して、二十数年経ちますが、未だに私にとってところてんはおやつです。
それでも、夏になると酢の物としてところてんを食べたがる旦那さんの為にところてんを買って、きゅうりを刻んであげます。
もちろん、私は食べないけど(笑)