先日、BSNHKで放送されていた『はね駒』が終了しました。
デビュー当時から斉藤由貴さんのファンでしたが、放送時は学生だったので端々でしか見ることが出来ず、念願の全話観ることが出来ました。
お転婆を意味するはね駒な少女の成長物語は見応えがありました。
少女の頃は前髪を下ろし、ほっぺがぷくぷくしているのに、成長の過程で髪型が変わっていき顔もすっきりしていく様子がすごかった。
短い撮影期間の中でちゃんと違和感なく成長していました。
やっぱり、斉藤由貴、凄いよ。
その後、数々のスキャンダルを起こし(巻き込まれたのではなく自発的に笑)このご時世だったら消えてもいいはずなのに、未だにゴールデンタイムのドラマに出演してしまうのは女優としての実力でねじ伏せているからなんだろうなと思う。
樹木希林さんや小林稔侍さんのような演技派の役者さんも素晴らしかったのですが、りんの叔父彌七のガッツ・石松さんのあの朴訥とした台詞回しもよかった。
どこの時代を切り取っても、相馬での少女時代、女学校での青春時代、東京での女性として妻として母として生きた時代、その全てに出会いがあって別れがあって面白い。
ただ、一つだけ今更ながらのクレームをつけたい!
源造さんが名古屋出身で名古屋の雑煮は小豆雑煮だって!
マジかよ!確かにうちは本家筋じゃないので代々のお雑煮なんてありませんでしたが、名古屋で小豆のお雑煮を食べる習慣なんて聞いたことない。
名古屋の雑煮は、かつお出汁でおすまし、煮たお餅に具は餅菜だけと超シンプル。
私は名古屋の雑煮が好きでは無いけれど、(鹿児島育ちの母はちゃんと名古屋風の雑煮を作っていた)やっぱり愛知県出身の山田昌さん(りんさんの姑)が名古屋弁で『名古屋ではね、小豆雑煮なんですわ~』なんて言われると、説得力があり過ぎて信じてしまいそう。
質素(ケチ)な名古屋の人間がお正月とは言え、高価な小豆や砂糖をふんだんに使う雑煮を作るとは思えない、うん。
もしも、今放送していたら名古屋辺りで騒がしくなっていたかな(笑)
物語上、相馬のお雑煮と名古屋のお雑煮を例に挙げて地域の違いを浮き彫りにするための装置だということは理解してます。
ただ、非名古屋の方々に名古屋の雑煮は豪華な小豆雑煮ではなく、シンプルなお雑煮だということだけを是非知ってほしいの。
具も少ないし焼いた餅派の私には大好きな雑煮とは言えないし、実際、結婚してから作るお雑煮は名古屋の雑煮でもなく旦那さんの故郷の雑煮でもなく、関東風のお雑煮何だけと、やっぱり故郷の味だから。
これもリアルタイムでは土曜日の学校から帰ったら放送していたのを見るくらいしかできなかったけど、沢口靖子さんがびっくりするほど演技がどうしようもなかったのを覚えています(笑)
若かりし頃の柴田恭兵さんも出演されるので、楽しみ♡楽しみ♡