WOWOWで再放送していた『フランダースの犬』を見終わりました。
大人になってしまうと、大人の目線で見てしまうのでネロが子供だと割り引いても、『ぼうず、わがままが過ぎるんじゃないかい?』と何度もツッコんでしまいました。
両親を無くした孫を不憫に思うお爺さんの気持ちはわかる。
しかも、健気で優しくて働き者の孫だもの。
大好きな幼なじみの為に色々してあげたくなるアロアの気持ちもわかる。
でも、アロアのお父さんの言っていることもあながち間違ってはいないと思うの。
おじいさんが亡くなった後だって、手を差し伸べてくれる人はいたのに、その好意を無にしてネロは何をやっとんじゃ!!!!
と、ちょっとキレてしまいました(笑)おとなげない。
いや、だって、パトラッシュが急に元気がなくなって、それなのに雪の中ネロを探して彷徨うんだもの。
あの時、木こりのおじちゃんにもらったお金を絵を見ることにつぎ込まなければパトラッシュは・・・・!
それでもやっぱり、最後のシーンは涙無くしては見ることが出来ませんでした。
子供の頃はネロとパトラッシュを可哀想って思ったけれど、残されたアロアの方が心配になる。
大好きなお友達を父親が追い詰めたってだけでも、トラウマになりそう。
アロア、幸せになっているといいなぁ。
これは私が中学生の頃にやっていたような気がする…。
好きな物語で原作も読んでいて、アニメも見ていたけれど、苛烈ないじめ、虐待のシーンがあって途中挫折したんじゃなかったかな。
で、最終回だけ確認の為に観た覚えがあります。
今回はちゃんと見ることが出来るかなぁ。
大丈夫、これはハッピーエンドだから。