風日晴和

毎日楽しく忙しく

ちょっとびっくり。

お友達に兼高かおるさんが校長を務めたツーリズム系の専門学校を卒業した人がいます。

どうしても帝国ホテルに就職したくて、学校でも優秀な成績だったそうですが就活に敗れ結局地元に帰りました。

 

その彼女とひょんなことから再び交流を持つことになりました。

30年ほどの時間が過ぎ、仕事や結婚や育児や離婚などなどが過ぎ去り、やっと年賀状という細い糸でつながっていた友達にも連絡を取る余裕ができたようです。

 

先日、お子さんに会いに上京するので会えないかと連絡がありました。

残念ながらわたしは行くことはできませんでしたが、その時に一緒に働いたメンバーに連絡してプチ同窓会をしたそうです。

楽しそうな画像が送られてきたよ。

 

と、仕事場の人に話をしたんです。

そしたらね、そのわたしの4つ年上の東京生まれ東京育ちの人が、

兼高かおるって誰??』っていうからびっくり!

兼高かおる世界の旅って番組、知らない?』と聞くと、

『知らない、東京ではやってないんじゃない?』」って言われました。

あの当時、中京ローカルで海外旅行の番組なんか作れないよ!

庶民には海外旅行なんて夢のまた夢だったころ、いろんな国に行っていろんな人に出会って、いろんな文化に触れている番組ってあれくらいしかなかったんじゃないかしら?

 

あの番組に触発されて、海外を夢見た若者はたくさんいると思うけど、同年代で知らない人がいるのにちょっとびっくり。

興味がなければ、そんなもんなのかな。

わたしだって、両親がその番組が好きだから見ていただけで海外には興味を持てなかったけれど、兄は外国や英語にあこがれて勉強していたもんな。

ひとそれぞれだよね、うんうん。

 

ちなみに、そのお友達は去年大きなホテルの社長さんと再婚したそうです。

夢だったホテルマンにはなれなかったかもしれないけれど、違う形で夢がかなったのかもしれません。

そして兄は、今もやっぱり外国が好きだし英語が好きで、お仕事をリタイヤしたらバリに移住するんだ!と言っては奥様に怒られているそうな(笑)

夢、叶うといいね(笑)