GW,満喫中につき予約投稿です。
今週のお題「平成を振り返る」
18歳の時に平成になった。
1人暮らしは楽しかったし、夢を見て、夢を食べて生きていた。
母親が倒れて、夢に挫折して落ち込んで、それでも、立ち上がって、そんな時、旦那さんに出会って、なんかあっさり結婚して(笑)
結婚生活は3匹の可愛い猫たちと、凄くすごく幸せだった。
自分たちの巣の外では大きな事件やテロや災害が起きていて、私はこの可愛い猫たちを抱きしめて守ることだけに集中していたように思う。
30年間の平成の中のほとんどはあの仔たちがいる。
世界一美しい猫、世界一可愛い猫、世界一健気な猫。
今はもう、いないけれど。
昔を振り返ると、必ずあの仔たちを思い出す。
淋しさと一緒に。
本当に幸せだったな。
夢中で遊んで、たまに喧嘩して、けがをしたり、病気になったり。
旦那さんに怒られて私の布団に逃げ込んで来た時の可愛さったら!
ああ、ダメだ。
平成を普通に振り返れない。
私にとっての平成って、猫たちとの幸せな時間なんだなと、つくづく思う。
青春が昭和だとしたら、平成は真っ赤に燃えた朱夏だったのかもしれない。
熱く滾った私にとっての夏の日がもうすぐ終わる。
人生が100年時代になった今、もう少し、夏の時代があるかと思ったけれど、平成とともに終わるみたい。
折り返しの『令和』。
青く萌えた春、赤く燃えた夏を経て、(多少火はくすぶっているけれど笑)、白い秋に差し掛かる私。
それはそれで、楽しみだ。