パソコンの古い画像を漁っていたら、懐かしい猫たちに再会しました。
ほんの少し苦い思い出。
この赤ちゃん猫はご近所で生まれ、母猫が我が家の狭い庭に連れてきた仔たちです。
旦那さんは超猫好きなので、ちゃんとこの親子用のベットも用意したんですが、自由猫さんは場所は借りても、世話にはならないとばかりにそこには寝てくれませんでした。
仔猫たちの引き取り手を探しつつ、母猫の避妊手術のチャンスを狙っていたのですが、乳飲み仔と母猫を引き離すのが忍びなく、手をこまねいているうちに3匹は忽然といなくなってしまいました。
ご近所のTNRの活動をしてらっしゃった方にも聞いたんですが、全く情報がありませんでした。
もっと早く自分が動いていたら違う結果になったかもしれないなと、後悔しています。
仔の猫たちをきっかけにできる範囲内でTNRのお手伝いをするようになります。
それから数年経ちますが、この界隈ではあまり自由猫さんが赤ちゃんを連れて来ることが無くなりました。
ほんの少しの間、可愛い姿を見せてくれてありがとう。
君たちが、すべての自由猫が、いま、雨に濡れていないことを、お腹を空かせていないことを、祈ることを許してください。