風日晴和

毎日楽しく忙しく

君は私と違う人間だから。

旦那さんとは仲良しだと思う。
親友で保護者でパートナー。
可愛いと思うもの、
涙が出るツボ、
感動が共有出来る人。

それでも、やっぱりその言葉に違和感を抱く時がある。

私がゴールデンウィークの帰省をどうしようか悩んでた時に「なんで?」って聞かれた。
「なんで悩むの?行けばいいじゃん」
その時はまだ緊急事態宣言が出される前だったけど、高齢の方の感染が増えてきた頃だったし、ディズニーリゾートも休園していた。

リスクが怖いからね。
でも、もう少し様子を見るよ。

そして、緊急事態宣言出され、私の仕事場もお休みになった。
その時も旦那さんは「実家に明日からでも帰れば?」


私が一番悩んでた時に、私の両親への感染リスクとか私自身の感染リスクとか全く考慮しない物言いにショックを受けました。

旦那さんに悪気がある訳ではなく、実家に帰ってお父さんとお母さんに会いに行けばいい、親孝行しておいでって思っての発言。

結局、新幹線は平気でも駅が怖いから行くのをやめて、ずっと家にいました。
別にダラダラしてたつもりはなかったけれど、一ヶ月弱休みになった私に、「バイトでも探せば?」って言われた時は泣きそうになりました。
休みたくて休んでる訳じゃ無いし、外に出ることで感染リスクが高まるから緊急事態宣言なのに、自宅待機なのに。
バイトするくらいなら、実家に帰ってたよ。

旦那さんは普通に仕事に行っていて特に問題がない。
(それがどれほどラッキーな事かもわかってない) 
だから、私が神経質になっている理由が理解できない。


世の中には、こんな状況なのに自ら三密に飛び込んで平気な無頓着な人もいれば、完全防備の対策で疲弊している人もいる。

どちらかと言う、私は旦那さんよりほんの少し対策疲弊側。
旦那さんは私よりほんのちょっと無頓着側。


どんなに言葉を尽くしても、私と旦那さんは違う人間だから、同じように気をつけて、同じくらい怖がって、同じようになんてならないことはわかっている。
わたしだって、旦那さんほど悠長にはなれないもの。


旦那さんの会社の人で奥様の父親が亡くなったけど(他の病気です)、葬儀に出られなかったそうです。
娘である奥様だけが行って、お孫さんも行けなかった

この事で、ほんの少しだけ私が神経質になった理由を理解できたみたいでした。
葬式なんだから、行けばいいのにね。
そう言いかねなかった旦那さんが、しょんぼりと「いけないんだね」と、つぶやきました。
ちょっぴり、私の気持ちに歩みよってくれたのかな。


当たり前の事が当たり前にできなくなっている今。
考え方の違いに傷ついたり、腹が立ったり、傷つけたり、怒らせたりするかも知れない。

でも、いくら仲良しでも、違う人間なんだから色々違って当たり前。

違和感という棘はたまに胸をチクリと刺すけれど、その痛みはお互いにもってると思うの。



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お友達からいただいたポストカード。





来週から仕事が始まります。
対策は万全!
帽子!マスク!手袋!眼鏡!布製の鞄!
眼鏡以外は二つ準備して、毎日帰ったら洗濯!
多分、旦那さんにやり過ぎだよって笑われるでしょ(笑)
気にしな~い!

私は私の道を行くんだ!