風日晴和

毎日楽しく忙しく

毎日体温を測っています。

丁度、新型が感染者を増やし始めていたころ、私たち夫婦は北海道に旅行に行きました。

 

そこまで爆発的に増えていたわけでもないし、心のどこかで『私は大丈夫だろう』と思っていました。

それでも、空港内ではマスク装着、手洗い、アルコール消毒(ちゃんとしたやつね、お酒飲んだってことではないよ)はもちろんのこと、手袋もほぼ着けていました。

 

列車の中では美味しいかまぼことビールでプチ宴会をしたのは反省点だけど、前後にちゃんと除菌シートで手もその周りも拭いたので、セーフという事にしたい・・・。

 

泊まったホテルは広々としていて、空調もよく、ホテルの方がいつもあちこち除菌してらしたので、空港にいた時ほど神経質になりませんでしたが、ちゃんとマスクは装着してました。

 

そうやって、気を付けてはいたんですが、やっぱり心のどこかで、『私は大丈夫』がちらついて、完璧にできてたかっていうと胸を張ってそう言えないでいる自分がいます。

 

旅行から帰ってから、突然、どんどん状況が悪化していき、怖くなってしまいました。

私は大丈夫なの?

わからない不安。

でも、検査をしてもらえない。

そりゃそうです。

何となく不安で検査できるような状況でないし、検査して陰性だったところでその後もずっと陰性とは限らないのがこの新型。

 

トランプの『ジジ抜き』みたいだなって思いました。

『ババ抜き』だったらジョーカーだとわかるけれど、『ジジ抜き』はどのカードが残るカードなのかわからない。

 

もしかしたら、私の持っているカードはジョーカーかもしれないし、ジョーカーじゃないかもしれない。

しかも、このジョーカーは人を介して増えてしまう。

 

だったら、もしも、私はジョーカーを持っていないとしても、持っているんだという気持ちで生活しようと思いました。

 

マスクの装着はきっちりと。

暑くても手袋装着。

仕事場に行くときは更衣室に入る前に、上着を脱ぎ手を洗ってうがいをして消毒する。

 

毎日体温を測ります。

私は熱もあまり出る方じゃないし、熱への感受性が悪いので、自分に熱があるかどうかわからないタイプなのです。

なので、ちゃんと毎日測って平熱なのを確認してから仕事場に行ったり買い物に行きます。

 

社会生活をしていれば、多かれ少なかれ感染のリスクはあります。

しかも、こいつは発症までに時間が掛るやつ。

検査もできないし、検査したところで信用できない。

 

幸いなことに、私が旅行に行ってから帰るまで3週間ほどの時間が経ちました。

体調も問題なく、体温も上がっていません。

私も旦那さんもジョーカーを持っていなかったみたいです。

でも、それは私たちがただ単に軽症なだけで表に出てこないタイプかもしれません。

後々に後悔しないように、これからの体温を測ることはやめないし、マスクはちゃんとするし、手洗いうがいも欠かさない。

 

 自分の行動が未来を決める。

大げさだけど、そんな気持ちで過ごしています。