古い画像を引っ張り出してきました。
私が子供の頃よく食べていた田舎寿司。
甘いお稲荷さんはあまり好きじゃなかったなぁ・
海苔巻きは好きでした。
でも、一番好きなのは押し寿司。
この画像は奮発して穴子煮ですが、もろこやハエという小さな川魚の甘露煮がのっているほうが多かったような気がします。
一緒に煮た角麩が、大好き!
昔の田植えと稲刈りは手作業で重労働でしたので、味が濃く塩分たっぷりで腐りにくいお寿司を持っていっていたそうです。(父談)
なので、いつも食べられる訳でも無いし、スーパーマーケットに売っている訳でも無い。
私の母は作れなかったし、どうやって手に入れてたんだろう?謎だ(笑)
今では機械化されて田植えも稲刈りも昔ほど時間がかからないから、この田舎寿司もあんまり作っている人がいないと父から聞きました。
昔は法事でも出されてたんだけどなぁ。
富山のます寿司や奈良の柿の葉寿司みたいに郷土料理的な位置にある訳でも無い、素朴な田舎寿司。
そもそも労働者の為のお寿司だからね、今の人の口に合うとは思えないし。
大人になって、子供の頃に食べたあの味をもう一度食べたいなって思っても、食べられるとは限りません。
自作してみても、やっぱり何か砂糖!塩!醤油!酢!って大胆に味付けできない(笑)
もう一度、食べたいな。