旦那さんの衝撃の一言。
『ねぇ、定年になったら、名古屋に家を建てようか?』
その言葉から始まった我が家の『白秋準備』
私の心が揺らいでいる理由は、2つあります。
ひとつは、我が家をテリトリーにしている自由猫、えむちゃん。
うちの仔になるように説得してますが、なかなか難しい。
彼女は今現在10歳になります。
あの気難しい仔が名古屋に来てくれるかなぁ。
ひとつは、義母の事。
新婚当初は同居では無く、義母の定年と同時に同居になりました。
知り合いも友達もいない場所に、病気の義父と引っ越し。
ほぼ私たちの手を借りること無く義父の面倒を見て、そして、見送りました。
その時、私は義父に約束しました。
義母の事は心配しないでね、大事にするからねって。
義母はとても独立した人なので、パート先でお友達を作り、ここでも自分の世界を作っています。
15年かけて、ここでの生活に慣れ、友達を作って来たのに、私たちの勝手でまた新しい場所に連れて行く事に躊躇があります。
前に同居の時に旦那さんの妹といろいろあったので、また揉めるかもしれないと思うとそれも憂鬱。
引っ越しが5年先なのか、10年先なのか、15年先なのか、本当に行くのかさえも決まっていないけれど、もしも、本当に行くんだとしたら、義母とえむちゃんの事をクリアできないと・・・。
それを旦那さんに伝えたら、
『行こうって言えば、行くんじゃない?』と楽観的。
何だかなぁ。
とは言え、昨日は実家の両親の2回目のワクチンでした。
本当なら別々に摂取してほしかったけれど、二人同時の摂取。
しかも、2回目は副反応が出やすいと聞きます。
そんな時にそばにいられない今の状況を思うと、旦那さんの考えに気持ちが傾いていくのを止めることが出来ません。
続く。
これは数年後に定年を迎える、思いついたらそれが一番だと人を巻き込んで突き進む旦那さんとそれに振り回される人々の現在進行形リアリティレポートです。
数年後、本当に名古屋に家を建てているのか?全く違う選択をしているのか?
結末はまだまだ先のお話。