風日晴和

毎日楽しく忙しく

悲しくなるの

父から『お米ができました』とLINEがきた。

今年は台風の影響か、いつもより早い。

続いて、『どうして11月なの?もっと早く来られないの?』ときた。

 

それを読んで、なんか悲しくなった。

 

そうだよねぇ。

本当はもっと早く行くつもりだったんだけどねぇ。

 

『仕事が休めないの、11月に行くね』と返信。

そのあと、母に電話をした。

お父さんからLINEが来たよ~

お米出来たってね~

なんて、ちょっとした世間話。

でも、我慢ができなくなって、どうして11月になったかを愚痴ってしまった。

話が長かったせいもあって、母はほとんど意味が分かんなかったみたい。

『ふ~ん』で終了されてしまった(笑)

 

せめて、せめて、母には『そうだったんだ、ひどいねぇ、可哀そうにねぇ、わたし達も会えるのを楽しみにしてたのにねぇ』って言ってほしかった。

ほかの人には愚痴れないことでも母だったら甘えることができるのに。

 

年齢を重ねた母は人の話をちゃんと聞き、その心の内を慮るということが億劫になっているんだと思う。

だから、わたしの愚痴なんか聞きたくないし、同調する慰めの言葉もない。

 

50歳を過ぎて、これからはわたしたち兄妹が両親の保護者にならなくてはいけないなと自覚していたつもりだけど、やっぱり心のどこかで母に甘えて言ってほしい言葉を求めてしまう。

でも、もう母にはそんな体力は無いみたい。

 

そんな当たり前のことに気が付いて、なんだかちょっと悲しくなるの。

 

秋だからね。

感傷的になりますわな(笑)