R-5になりました。
今年初めの読書記録は・・・・・。
☆清水潔
殺人犯はそこにいるー隠蔽された北関東連続幼児誘拐殺人事件ー
2022年の新潮文庫の100冊で選書されていた『殺人犯はそこにいるー隠蔽された北関東連続幼児誘拐殺人事件ー』
読み終えるのに時間がかかってしまいました。
その間に、同著を参考文献にしたドラマ『エルピスー希望、あるいは災いー』が放送され、こちらもがっつり視聴しました。
同著を読んで最初に思ったのは、
ああ、日本て国はまた時間に任せてるよ。
のらりくらりと体とくねらし、相手が疲れて諦めるまで逃げ続けるつもりだ。
そんな『国家権力』に対してNO!と言えない自分も結局のところ同じ穴の狢なんだろうとうんざりする。
ドキュメンタリーであろうがドラマであろうが、結局のところエンターテイメントな味付けがしていないと興味を向けない…。
(ドキュメンタリーをエンターテイメントと同一に見ちゃいけないかもしれないけれど)
多分、それが一番問題なんだろう。
ドラマは松本さんの冤罪がはれるところで終わっている。
その事件の犯人と目される人物も分かっているのにも、関わらず。
と、同時に『派閥議員のレイプもみ消し事件』とそれを告発しようとした『自殺偽装』事件も未決のままだ。
電光石火に事件が解決すると思っていた視聴者は拍子抜けだったかもしれないけれど、実際の『北関東連続幼児誘拐殺人事件』も未決のまま時間が過ぎるのを待っている。
犯人と目される人は既にいるのにもかかわらず。
待っている。
誰が?
犯人?
国家権力?
いつか誰かが解決してくれるよなぁって思っている当事者意識のないわたし?
☆日本経済新聞出版
うかる!FP速攻問題集3級
ここ最近、これほど何度もページをめくった本はないわ(笑)