風日晴和

毎日楽しく忙しく

『最愛』それが例え、愛だとしても。

ドラマ『最愛』が終わりました。

 

とてもお気に入りのドラマだったので終わってしまって淋しいです。

 

殺されても誰一人として同情されない息子、康介を探し続ける父親、昭。

女性を凌辱しておいて、ちょっとしたいたずらと言ってしまうこの父。

本当に嫌な人でした。

殺されてもいいとは思わないけれど、あんたたち親子のせいでどれだけの人が傷ついたと思ってんねん!

 

検察側の罪人』でもイヤーな役柄だったなぁ。酒匂芳さん。

 

そして、息子の罪を隠蔽し、若き弁護士さんの運命を変えてしまった麻宮達雄。

父親として、あの決断は正しかったのか?

結局、達雄さんがあの時加瀬さんの言葉に従っていれば、ちゃんと警察に届けていればその後の殺人や事故は起こらなかったはず。

間違ってもしおりさんは梨央の事を憎むことなく生きて行けたかもしれないし、梨央や優もあやふやな記憶の中で自分のしたことや自分がされたことに震えて15年間を過ごさなくてもよかったかもしない。

もちろん、それは達雄の愛ゆえだとわかっているけれど。

 

でも、達雄さんのしたことと康介の父親と変わらない気がする。


私は私以上に大事なものが無いから、大事なものを守るために罪を犯す事は無いと思う。

もしも、達雄さんの立場になったら、子供達を守るために罪を犯すのかなぁ。