『花王 愛の劇場 ひとり家族』(再)を見ました。
詳しい内容は↓
この枠は小中学時代の長期休みのお楽しみでもありました。
13時からはCBC(TBS系列)で13時半からは東海テレビ(フジ系列)とドラマのはしごをしたものです。
『大好き!五つ』や『天までとどけ』や『温泉へ行こう』のようなほんわかしたドラマも好きだったけれど、『愛の嵐』や『牡丹と薔薇』のようなドロドロも好きでした(笑)
1994年に放送されていた昼ドラマなので見ることも無かったのです。やっていた記憶もない。
たまたま、どんなもんかな~と調べたら、原作者が『クロワッサン症候群』を書かれた松原惇子さん。
こちらの本は1988年の刊行で当時のわたしにはちょっと大人の読み物だったので、読んでませんが、なんとなーく、覚えてました。
最初はピンとこなかったのですが、主人公が、適齢期をとっくに過ぎているのにシングルで、なおかつ、マンションを購入したばかりのキャリアウーマン。
いわゆる、雑誌クロワッサンを読み、一人で生きることを選んだ最先端な女性がひょんなことから小学生の男の子の世話をすることになり、戸惑いながらもそのぬくもりに癒されていく…。
んですが。
まぁまぁ、いろいろあるんですよ。
いろいろあるんだけれど、ほぼ、解決しないまま過ぎていく。
解決しないまま終わってしまい、え~??じゃ、ゆうきくん(えなりかずき君が演じた小学生の男の子)はどうなっちゃうの~??で、終わってしまいました(笑)
少々肩透かしな部分もありながらも、物語なんて人生の一部を切り取った部分を見せてもらっているだけで、彼女たちの人生はこれからも続くんだから、解決しなくてもいいのかぁ。なんて思ったり。
原作者の方は今も精力的に執筆活動をされています。
今度、『クロワッサン症候群』探して読んでみよう。