好きな作家10選
さして読書家でも無いのですが、好きな作家さんをご紹介させていただきます。
佐々木丸美さん。
代表作 『雪の断章』『崖の館』『橡家の伝説』など
リリカル叙情的で繊細、謎めいた世界観。
早逝されたので作品数は少ないのですが、その一つ一つがひらめく雪の結晶のように美しく唯一無二。
15歳の頃に恋をしてずっと愛し続けている作家さんです。
でも、あまり公言してません。
何故なら、もしもつまらないって言われたらその人の事を嫌いになるから(笑)
栗本薫さん。
代表作『グイン・サーガ』未読!いつか完結したら読みたい
『ぼくらの時代』『翼あるもの』
『コミュニケーション不全症候群』(中島梓名義)
高校時代、かなりオタク気質の子と仲良くなりまして(笑)
絵が上手なその子はせっせせっせと某少年漫画の二次創作をしておりました。
栗本薫先生はそういう女子の課題図書というか、教科書みたいなものです。
その後、森茉莉先生に行きつくんですけどね。
ただ、個人的にそういう世界って自由度がとても低いのでそこまでどっぷりと浸かれませんでした。
(誰某と誰某はカップリングしちゃいけないとか○○×△△はいいけれど△△×○○はダメとか笑 あ、これ試験に出ないので覚えなくていいです)
新井素子さん。
代表作『・・・絶句』『ひとめあなたに』『グリーンレクイエム』
中学1年生の時、髪が長くて人との距離をあまり測ることのできないハグ体質でした。
で、同じクラスになって間もないのに同級生にハグしたんですよ。
そしたら、『拓みたいなやつだな』って言われたの。
『・・・絶句』に出てくる宮前拓というキャラクターの事で、それがきっかけで彼女と仲良くなり、件の小説を貸してもらいました。
(うーん、今考えるとさして仲良くもない同級生にハグってやっぱりやばくないか?)
それが面白かったので、自分でもお小遣いを貯めて本を買うようになります。
中学生にも買いやすい『コバルト』
『いつか猫になる日まで』や『星へ行く船』などなど。
そこから氷室冴子さんや藤本ひとみさん、大和真也さん久美沙織さんなどなどいろいろと読み漁りました。
面白かったなぁ。
火浦功さん。
代表作『お前が悪い!』『スターライト☆だんでぃ』『大熱血』
この方も高校生の時にドハマりいたしまして、ずっと好きな作家さんです。でも、今は書いていないようです。ネットで調べると非存在説が流れていたりして(笑)
いいんだ、私が好きだから。
群ようこさん。
代表作『トラちゃん』『モモヨ、まだ九十歳』『鞄に本だけつめこんで』『亜細亜ふむふむ紀行』
猫好き、動物好き、本好き、旅行好きにはたまらない作家さん。
小説も好きだけど、エッセイが好き。
特に大人になってからの本の選び方は群ようこさんの読書エッセイに影響されています。
倉橋由美子さん。
代表作『大人のための残酷童話』『聖少女』
翻訳『ぼくを探しに』(シルヴァスタン作)『星の王子さま』(サン=テグジュペリ)
ぞわぞわとする、それでいてニヤリとしてしまう。
毒がある。その毒に品がある。好きだぁ。
北村薫さん。
代表作『スキップ』『ターン』『リセット』『空飛ぶ馬』『夜の蝉』
初期の作品しか読んでいなかったので、久しぶりに円紫さんシリーズを読んだら、『私』さんが大人になっていてびっくりした( ゚Д゚)
角の無い優しい文体でずっと女性だと思ってましたよ(笑)
今野敏さん。
代表作『警視庁強行犯係・樋口顕 朱夏』『慎治』『ST 警視庁科学特捜班』
多分、読んだ事が無くてもドラマや映画で一度は目にしたことがあると思います。
2時間ドラマの原作としてもよく使われてますね。
刑事ものを書く作家さんの中では一番好き。
宮部みゆきさん。
代表作『パーフェクト・ブルー』『火車』『理由』
一人一人の作りこみがすごいといつも思う。
その人がどこに生まれ、どういう人でどういう事に怒り、笑い、泣くかまで書いてある。
物語にそこまでの人物紹介が必要?ってくらいの登場人物にもそう。
でも、そこがいい。
物語や展開も面白いけれど、人を読む作家さんだなと思う。
下田治美さん。
代表作『愛を乞うひと』
何度読んでもお父さんが見つかるシーンではドキドキしてしまう。
彼女の旅がこれで終わりますようにと。
本当に大好きな作家さんで大好きな作品。
晩年を調べると悲しくなってしまう記述が多いです。
でも、この素晴らしい作品を世に出してくれた下田治美という作家をいつまでも読み続けたいし、応援し続けたいと思ってます。
10人選ぶの結構大変だった💦
あと、令和に読むべき作家さん、教えてほしいです。