忘備録的旅日記、其の5です。
さて、父から大きな贈り物をもらい、朝が早かったのもあってわたし達も疲れてしまったのでホテルに向かうことに。
その道中、とんでもないやらかしをしてしまったことに気が付きます。
毎年、お歳暮代わりに旅行券を贈っているのですが、それを忘れてきてしまった・・・・(´;ω;`)
わちゃー。
お土産もその旅行券があるからいいよねーとほぼ手ぶらで行ったのに、その大事な旅行券を忘れるって!
後日、現金書留で送り、その他にディズニーリゾートのお菓子と保湿クリームを送らせていただきました(笑)
ただ。
仕事に行っている父はともかく、母は立ち上がるのも億劫な感じ。
いつもなら、一緒にイオンモールで買い物に行きたがるのに、そんな素振りも見せなかった。
『これでも良くなったのよ』と見せてくれた足のむくみの痛々しいこと。
そんな体調もあって、旅行券はもう何年も使われず、ただただ増えていくだけみたい。
もう、来年からは旅行券でも無くなるのかな。
わたし達の結婚当初からずっと送ってきた旅行券。
それを使って、あちこち旅行に行っていた頃とはもう違うんだ。
老夫婦二人で旅行なんて、やっぱりなかなか難しくなっているんだ。
旅費の一部は負担しても、旅行に連れて行ってあげてない自分の親不孝が悲しくなる。
いつか、行こうね。と言ってた、祖母が生まれ母が育った町や祖父の生まれた町。
行きたい場所は、約束していた場所はいくらでもあったのに。
なんかもう、切ないなー。
本当に、いつかなんてない。
やりたいこと、会いたい人、行きたい場所。
もしもあるなら、今やらなくてどうするんだ。
そんな風に思った帰省でした。
つづく