風日晴和

毎日楽しく忙しく

お弁当の日々。

わたしのお弁当歴は長い。

中学1年生の時から自分でお弁当を作っていたので、かれこれ40年になる。

とは言っても、眠たい盛りの中学生の作るお弁当だもの、お弁当箱にご飯を詰めて昨日の残りのおかずと目玉焼きをご飯の上に乗っけるという彩りも無ければ栄養バランスも無い(笑)

自分で食べるんだから、それで充分。

 

大人になって、自分弁当は相変わらずお色気なしだったけれど、結婚してからはちょっとだけ工夫した。

さすがに目玉焼きをお弁当に入れるわけにもいかず(笑)、ちゃんと卵焼きを作った。

卵一個で二人分の卵焼き。

真ん中のいいところを旦那さんに、端っこを自分のお弁当に入れるという健気さ。

この頃からお弁当用の冷凍食品が充実し始め、電子レンジも持てるようになった。

 

旦那さんの職場の朝は早く、始発に間に合うように家を出ていたので、それに合わせた時間にお弁当を作るのはなかなかどうしてしんどかった。

ほどなく、引っ越しをして時間に余裕ができたんだけど、今度はゆっくりお弁当を広げて食べられない部署に移動になってしまい、時間があるときにパッと食べられるおにぎりとゆで卵をリクエストされた。

 

簡単でいいけれど、つまんない。

だからと言って、自分の持って行くお弁当だけ凝る気にもなれず、じぶんのおにぎりとゆで卵とささ身の鳥ハムをお弁当に入れて持って行くようになっで、今に至る。

 

そんなお弁当をずっと続けていたんだけど‥‥。

この度、旦那さんが仕事をやめ、お弁当を作らなくてもよくなった。なのに、今日の今日まで、いままでの癖でおにぎりを作って置いてた。

だって、一人になるといろいろ考えすぎちゃってご飯を準備する気力がないっていうんだもん。

甘えんじゃねー!って思いつつ、少しでも食べてほしくて…。

 

ただ、5月になったら、それも止めることに。

旦那さんの気持ちも持ち直してきたし、最近では食欲も出てきたらしく、わたしの準備したおにぎりだけでは足りなくてパンやカップラーメンの新作を楽しんでいるみたい。

おにぎり一個を食べるのがやっとだった頃に比べれば、元気になってくれたってことでしょう。

もう、わたしのおにぎりは必要なくなったってことかな。

 

そんな訳で、5月からはわたしの、わたしによる、わたしの為のお弁当作りをしようと思う。

あこがれだったキャラ弁を作ってみたくて100均でいろいろ物色したり、お弁当の本を読んだりして研究してる。

それが楽しくて仕方がない。

ただまぁ、自分のことは一番自分がよくわかっている。

多分、1回か2回は凝ったお弁当を作るかもしれないけれど、3回目からは中学時代に作っていた彩りなしの自分弁当になるんだろう。

 

それもまた、良し(笑)

 

 

今週のお題「お弁当」