こんな本読んだよ。
『親指Pの修業時代』上下松浦理英子
この本が世に出たのは1993年。
きつい香水のようなのバブルの残り香かおる頃でしょうか。
この物語の主人公は在学中に友人が立ち上げた会社を手伝うために休学中の22歳の大学生。
いい意味で素直な、悪い意味で流されやすい彼女に思いもよらないモノを持つことになります。
読み始めた頃、主人公、真野一実のいい意味で素直な、悪い意味で流されやすいその性格にいらいらいらいらいら。
でも、その思いもよらないモノが新たな出会いと経験をもたらします。
最初の数ページ目の彼女と最後のページの彼女は全然違う女性に成長してる。
その姿が頼もしい。