しごとの思い出
私は就職というものをしたことがない。
バイトだったり、派遣だったり、パートだったり。
その中で、一番印象的なバイトは高校生の時。
私は小さな劇場の入り浸っていて、その劇場の人からも可愛がられていた。
その劇場が東京のとある有名劇団が名古屋公演をするので、そのお世話のお手伝いをしてほしいと頼まれた。
今考えると、ミーハーな高校生が何の役にたったのか疑問だけど、その後も何度かお願いされたので、なんとかなっていたのかもしれない。
思い出すと顔から火が出るので、思い出さないけれど(笑)
お手伝いのご褒美に、その劇団のお芝居を見せてもらうことが出来た。
それは私の人生を決める出来事になったのだけれど、それはまた別のお話。
その後、お弁当屋さんだったり、ホテルのラウンジだったり、甘味処だったり、パン屋さんだったりと、色んな仕事をしてきた。
夢を叶えるために夢を食べて生きていた私には選択肢の中に就職が無くて今に至っている。
最近では老後の事を考えることが増えたので、ちゃんと就職してたらよかったかなぁと、思ったりする。
夢見たことも、夢が叶わなかったことも、挫折したことも、後悔はしていないし、もし、人生がやり直せるとしても同じ夢を追うと思う。
仕事って、やっぱり大事。
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