先日、仕事場の先輩と世間話をしている時でした。
その人は私の一回り年上で、娘さんがいます。
娘さんには小学生と幼稚園児の二人のお子さんの子育て真っ最中。
旦那さんは遅い時間まで仕事で、ほぼワンオペ育児なんだそうです。
先輩さんが、その娘さんのお宅に遊びに行った時、お子さんたちはお夕食の時間。
娘さんは炊きあがったご飯をタッパーに入れて、炊飯器のお釜を洗い始めたそうです。
それを見て、先輩さんがびっくりして、
『旦那さんが帰ってくるまで保温にしてあげないの?レンジでチンしたご飯を出すの??』って言ったそうです。
そしたら、娘さんが、
『帰ってくるのはまだ先なのに、保温していたら電気代はもったいないし、旦那の実家でもそうやっているよ』って。
『ねぇ、朱夏ちゃんはどう思う??帰ってくるまで待ってあげないっていうからびっくりしちゃった!』
うーんと。
どこからツッコむかなぁ(笑)
そもそも、我が家は週に1回しかご飯を炊きません。
何故ならご飯を食べるのが、お昼ごはんだけだから。
朝も食べないし、夜も食べない。
なので、自ずとご飯はタッパーに入れて冷蔵庫。
このような食生活になる前も、ご飯は保温しませんでした。
電気代がもったいないし、保温したご飯はそんなに好きじゃないから。
でも、食べきる位の少量炊くのは美味しくないから、多めに炊いてやっぱりタッパーに入れて冷蔵庫だった。
そんな私にどう思うって言われても、別に普通ですよ~って答えますよ。
『そうなの?でも、それは朱夏ちゃんの家庭の事情よね?そんなレンジでチンしたご飯じゃなくて、ちゃんと炊飯器からご飯を次いで上げるのが愛情じゃない??』
ええ~!!!
そこで愛情出してくるか(笑)
つまり、先輩さんは合理的な家事は愛情を感じられないそうです。
旦那さんがかわいそうになっちゃったんだって(笑)
それ、娘相手だからいいけれど、お嫁さんにそんなこと言ったら恐ろしいことになるぞ。
『旦那さんが帰ってからタッパーに移し替えたって、変わらないでしょ?だったら、待っててあげればいいじゃない!』
先輩さんも娘さん同様、二人のお子さんを育て仕事人間の旦那さんはまったく頼りにならないワンオペ育児だったそうです。
そんな私でも出来たんだから、あなたもそうするのが愛情でしょ?
とは、さすがに娘さんに言えないで帰って来たそうで(そりゃそうだ)、そのモヤモヤを私に話して解消しようと思ったんだけど、返り討ちにあって、更にモヤモヤしてました(笑)
ご飯を保温したまま出すのが愛情なのかどうかはさておき、合理的に家事をこなすことと愛情をかけていないことは、全く別なんだと思うの。
先にお釜を洗っておけば、洗い物が早く終わるし、そしたら、旦那さんとゆっくりお茶を飲みながらおしゃべりが出来るじゃない?
美味しいご飯もステキだけれど、二人の時間を確保するための合理的な家事だったら、それはそれで愛情なんではなかろうか。
ま、実際のところは、自分のしてきた家事でなくお姑さんのやり方をしていたことが気に入らないだけだったんでしょうけどね(笑)