4年後に引っ越し予定です。
両親の所有する土地を生前贈与してもらい、家を建てる予定です。
ただ、農地なのでそう簡単にいくかどうかは不明。
ま、なんとかなるでしょう。
去年の10月にそのお願いをしに行った時、わたしが相続しようとしている土地の隣の農地を借りて家庭菜園をしているトシちゃんから
『この土地、買えば?』と言われ、ちょっとその気になりました。
でも、まぁ、おとぎ話だよな~と思っていたら、先日父から連絡がありました。
『あの土地、買ってほしいって言われたけれどどうする?』
渡りに船と言えば、船です。
しかもお値段はちょうどわたしが老後の為に積み立てていた貯金でまかなえる。
すぐさま、『買う!』と返事をしちゃいましたよ。
父はわたし達がその土地を購入して私の相続する土地と合わせて広い家を建てるつもりだと思っていたらしく、
『その土地は農地だから家は建てれんぞ』と言ってました。
いやいや、大丈夫。そこまで大きい家は必要ないし、その土地は畑として家庭菜園をするつもりだからというと、
『それならいいけれど、どっちにしろお前さんは買えんぞ、農家じゃないで。お父さんが買うことになるで』と。
農地は農家しか買えない。
わたしはまだ、農家では無いから農地を買えないのです。
これは農地と農家を守るための決まりなのでしょうが、弊害もあります。
農家にしてみれば、要らない土地を自由に売れないし、就農したい若者がいても土地を売ることが出来ない。
わたしは幸運なことに父が農家なので農地を購入するルートはあるし、実家に戻った時に(父の跡取りとして)就農してからその土地を父から買い取ればいいだけの話です。
でも、そういった後ろ盾のない若者は、いくら農家になりたくてもそもそも土地を売ってもらえないんだもんなー。
土地が無ければ農家として認められないし、農家じゃないと農地は売ってもらえない。
こんな事を続けてたら、農家が減るに決まってんじゃん。
農業に従事したい若者はいるはずなのに、農家を守るための制度が邪魔をしているような気がする。
最近では農地をセットにして若者を誘致している自治体があります。
農業をしたい若者と放置された土地のマッチング。
それが成立すれば、もっとたくさんの若い農業に従事する人が増えると思う。
ああ。
どんどん話が進みます。
旦那さんはルンルンとしておりますが、わたしはちょっとだけ憂鬱(笑)
本当に4年後には実家に戻るのかぁ。
嫌だなぁ(笑)