ちょいとまえの話ですが、うちの近くでお家を建て始めました。
そういう時って、騒音だのなんだのあるので、施工前にご挨拶にくるでしょ？お手紙とか。
その時に来た若い兄ちゃんに『上からお宅の屋根を見たら剝がれかけてました。危ないですよ』と言われました。
はい。
これは、詐欺でーす！
間違っても、慌ててどうしよう！なんて言ってはいけません。
そんなことを言ったら、『せっかくなので、屋根の点検しましょうか？』なんて言われて上られてしまいます。
そして、ありもしない不具合をでっちあげて修理を依頼させ高額な請求書を送りつける。
質の悪いところだと、上った際に屋根にわざとキズをつけたり、スマホの画像ホルダにたくさんの壊れた屋根の画像の中からその家の屋根によく似たのを提示したりする手の込んだところもあるそう。
うちの場合、それが詐欺だとはでんでん気が付かず(笑)、こういう面倒くさいことは全て旦那さんに任しているので『ああ、そうですか、ありがとうございます』とだけ言って玄関をしめました。
後々にそれが詐欺だとわかってびっくり。
近所に住む仕事場の同僚パートさんの家にも同じように『屋根が壊れてますよ詐欺』の人がやってきたそうです。
たまたま、お兄様のお宅の屋根が何年か前の台風で飛ばされてご近所のご迷惑をかけ、菓子折りとお詫びを持って行ったという出来事があったために、不安になってしまったそう。
さすがに、その日初めて来た人に屋根に上らせるほどお人好しではなかったので、事なきを得ましたが、やっぱり不安になっていたところにわたしの話を聞いてどうすればいいのかわからなくなってしまったそうです。
同僚パートさんはお兄様のようなこともあるからちゃんと調べたいのに、旦那さんが全然聞く耳を持ってくれず悶々としているところに、詐欺疑惑。
時節柄本当になにかあってもよくないので、外壁を直したときに懇意にしている工務店さんに連絡してうちと同僚パートさんのお宅の屋根を点検してもらいました。
もちろん、どちらの屋根も何事もなく無事でした！
その時に上記の話を聞いて、ビビりました。
そもそも、屋根に何らかの不具合があったら音や振動でわかるそうです。
それにちゃんとしてても同僚のお兄様のお宅のように剥がれるときは剥がれちゃうもんだし。
同僚と二人、保険を見直しました(笑)
雨が多くなる季節です。
急に言われて雨漏りしちゃ大変！と思うかもしれないけど、もしかしたら詐欺かもしれないと疑ってほしい。世知辛いけどね。
