実家を出てからよく見る夢がある。
それは、実家がリフォーム、増築されている夢。
部屋数は増え、台所もお風呂も広々と綺麗。
驚きつつもルームツアーを楽しんでいる。
ただ、先だっても書いたけれどわたし同様掃除や整理整頓が苦手な母は広くなった家を持て余しているらしく、結局は散らかったまま。(夢の中でも)
タンスに入りきらない洋服はうずたかくつまれ、パントリーに入りきらない調味料はその前にただ並べられている。
せっかく、きれいにしたのにどうしてこうなるんだ??
と、驚く頃に夢だと気が付く。
でも、そこはほら、掃除や整理整頓が苦手なわたしなので、夢の中でも片付けてあげることはない。変にさわると母は悲しむし。(夢の中だけど)
そして、コントロールできるはずなのに家の中で迷子になる(笑)どんなに広い家なんだ。
途方に暮れた辺りで目が覚める。
いろいろとシチュエーションは変わるけど、広くなった割に片付いていないことと迷って途方に暮れるのはいつも同じ。
実際の実家は時とともに老朽化しているだけで何も変わっていない。
なのに、そんな夢を見るのは実家を恋しがる気持ちと実家はもう自分の家ではないと思う気持ちがせめぎあっているからなのかと素人夢判断をしてしまう。
お題が『夢』だったので、ここ最近の夢を思い出してみたけれど、そういえば、実家の夢を見ていない。
実家の家の近くで家を建てることが決まってから、生まれ育った家に対する執着のような恋心も無くなったんだろうか。
それはそれで大人になったということだろうけれど、夢の中に出てきた広くてきれいで散らかっているあの家も結構好きだったので、もう行けないのかと思うと、ちょっと残念。
今週のお題「夢」