今週のお題「書いてよかった2023」
今年の記事を読み返してみて、『ああ、書いてよかったなー』という記事は見つからなかった。
でも、ここ何年かの記事を読み返してみて、本当にここに記しておいてよかったと思った記事が2つ。
ひとつ目がこちら、
4年前のKANさんのコンサートに行った時の記事。
あんまりいい席では無かったけれど、笑って、歌って、しんみりして、大満足な時間。
次のアルバムに入れる予定だという曲も歌ってくれて、それが切なくて切なくてすごく素敵な曲で、次のコンサートの時には出ているだろうから、その時には会場で買おう。そう心に決めてた。
なのに、COVID-19の蔓延で行く予定だったコンサートもキャンセルになり、結局、あの曲の入ったアルバムはまだ持ってない。
いつか…なんてないってことを、その時のわたしは知らなかった。
当たり前の明日が、奇跡の重なりから生まれていたなんて知らなかった。
コンサート会場の写真も、ここにあるだけですべて消去してしまったので、わたしがKANさんのコンサートに行ったという痕跡はここにしか残ってない。
帰り道に仰ぎ見た観覧車も、いまはもう無くなってしまった。
2つ目のこちらは、『わたしの推し』と言うお題だったと思う。
ただただ、KANさんが好きだということを書いているだけだけど(笑)
この時の気持ちは今も変わらない。
好きな人がすっと好きでいさせてくれることの幸せをかみしめる。
ずっとずっと、大好きだよ。50年後も。
あの時もこの時も、今までに書いてたくさんの記事の中にあるわたしのKANさん。
何年か経った今、自分で書いておきながら、わたし自身を慰めてくれる。
だって、あの時あの場所に、KANさんは居たのだから。
今年の記事じゃないけど、許してくれ。
本当に、しみじみと『書いておいてよかったなー』って思ったんだから。
今回は『よかったな~』って思えなかった今年の記事が何年かたって『書いてよかったなー』って思う日が必ず来ると思う。