WOWOWライブで放送された舞台中継の感想を書いています。
作・演出
吉田羊
この10人の出演者の豪華なこと!
ほぼ全員が主役をやってもいいんじゃないでしょうか。
さすが、三谷幸喜、役者の無駄遣い贅沢なキャスティングです。
実は、最初はあまり興味が無かったのです。
wow wowでは何度も放送されていたのですが、録画しようと思ってなかったんです。
でも、去年、とあるドラマにどハマりしまして、そのドラマの出演者が林遣都さんだったんです。
その林さんが出演しているとなれば、録画しちゃいますよね。
物語はとある小学校の教室。
小四の子供たちは放課後の教室でなんだかすぐに帰りたくないのか、なんだかグダグダしている。
林さんは『ホジョリン』という、ちょっと泣き虫で観察力に優れた半ズボンの可愛い男の子。
私はさっさと帰る派だったのですが、林さんが同級生にいたら、残ってたかも♡
天海祐希さんはクラスの兄貴的な存在。
けむったい学級委員長は青木さやかさん。
人気子役の伊藤蘭さんは、立て巻ロールです。
吉田羊さんはちょっと不思議な感覚を持ち主。
その他、個性的な面々のなかに、転校生としてやってくるのが大泉洋さん。
こいつが教室を引っ掻き回すんですよ。
それがまた、頭をわしゃわしゃ撫でてやりたくなる。
いたずらやトラブルや陰謀や、色々あるけれど、小学4年生はたった10年の人生のキャリアしかないけれど、それなりに頑張って乗り越えようとしています。
多分、このメンバーが再び集まることは難しいとは思うので、再演は難しいかなぁ。
この前は藤原竜也さんと鈴木亮平さんが小学生を演じた舞台を観ました。
渦が森団地の子供たちは影、或は、陰。
こちらの子供達は光、或は陽。
影だからって、暗いばかりでなく、その中でも楽しみや正義を見つけるし、光のなかにいたって、悲しみや嫉妬にまみれることもある。
そに対比が面白い。
観る機会をくれた林くん、ありがとう♪