私の英語力はいかんともしがたい。
6年間の英語教育は何だったんだろうってくらい、どうしようもない。
こればっかりは勉強をさせてくれた両親に申し訳ないと思う。
先日、テレビで素人さんにインタビューして意地悪なナレーションを入れる番組を見た。
東京オリンピックが決まり、外国の人がたくさん来るから英語を覚えよう!と英会話教室に通い始めた男性が出た。
番組では道行く人の英語力を試すってんで、外国の方と会話をしてもらう。
その男性は、お察しの通り何年も英会話教室に通ったとは思えないくらいの英語力だった。
ナレーションも『○○(英会話教室)に謝れ』だった。
でもね、その男性はその外国の方に対して臆することなく、片言でもどんどんぶつけていた。
外国の方もちょっと困ってたけど、ニコニコ笑ってた。
そうなんだよ、これなんだよ。
わかんないからってにやにや笑ってごまかして逃げるより、理解してもらおうって心意気が大事なんだと思う。
金八先生も言っていた。
『我も人なり、彼も人なり』
まずはそこから。
怖がらないで、飛び込もう。
文法も発音も大事だけれど、まずは、伝えたいと思う気持ちを育まなくちゃ。
そういう意味では、そこの英会話教室はいい仕事をしていたと思う。
そう言えば、私が中学生の頃、京都に修学旅行に行ったとき、先生に
『京都には外国の人がたくさんいる。本物の英語にふれる良い機会だから是非話しかけてみましょう』と言っていた。
実際、英語好きの同級生は先生に話しかけるための英会話を教えてももらってたな。
私には外国の方と話すことに魅力を感じなかったけれど、あの子たちは話しかけることが出来たのかしら?
人と、しかも、外国の方とお話がしたい!
そんな強い思いと好奇心が言葉の壁をぶち破るんだな。
私?
私は・・・・・いいか、ブチ破れなくても(笑)
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