今月は父の誕生日月でもあります。
何故か、おとめ座のA型に縁があります(笑)
数年前の話です。
定年を迎え、嘱託社員の期間も終了し、かねてより誘われていた介護タクシーの運転手になりました。
そこで、いろいろ学んだのでしょう、『終活』『断捨離』というワードが出てくるようになりました。
母は家事をやるくらいならその時間で仕事をした方がいい人だったので、結構な魔窟でした。
父も家の事はお母さんに任せる人だったので、魔窟を甘受してました。
そんな魔窟の住人だったでしたが、『自分たちに何かあったら子供たちが困る』と思い立ち、断捨離を始めました。父が。
はじめたのはいいんですが、なんともやり過ぎてまして(笑)
母はタオルが好きでたくさんのバスタオルを使ってました。
でも、ちゃんと管理ができていないので、ほぼ、上の3枚しか使っていない状態でした。だって、洗濯したら上にのっけちゃうんだもん(笑)
それを父はすべて捨てました。
で、安く薄いバスタオルを5枚ほど購入。
確かに枚数が多かったけど、捨てることなかったのに!
ちゃんと捨てるべきバスタオルと使うバスタオルと分ければ、管理できる枚数になっていたと思うの。
極端に極端を重ねる父。
シャンプー&リンス、ボディソープなども使いかけのモノは捨て、家で使うものだけを残しました。
毎週通っていた温泉に持っていくシャンプーも捨ててしまった。
だったら新たに購入すればいいのに、何故か食器洗剤の『JOY』の容器にシャンプーを入れて温泉に行ってました。
帰省した時にそれを目撃した時に笑っちゃったんです、私。
そしたら、次の年にはちゃんとしたシャンプーの容器に変わってました。
悪いことしたなぁ。
私たちの為に断捨離をしてくれたのに、親心子知らずとはこのことです。
色々やり過ぎるのも全ては子供たちの為。
大好きだったデスクトップのパソコンも処分し、プロバイダー契約も解除。
ただ、父の思いを知ってか知らずか、捨てた先から母がいろいろ買い込むのいたちごっこ状態(笑)
一応、不肖ながら私『終活ライフケアプランナー』の資格を持っておりますので少しでも相談してくれたらよかったのにな、そういうことは身内にはしたくないらしい。
ただ、一つだけ伝えたことがあります。
片づけても片付かないことに苛立ち母を怒るので、『私たちの為に色々片付けてくれるのは嬉しいけれど、怒ったりイライラするくらいならやめていいよ。自分たちが怪我をしたりお腹を壊したりしない限りは無理をしないでいいからね。この家を片づけるのは子供である私と兄ちゃんのやることだと思っているし、それは迷惑ではないよ』
いい娘だ(笑)