『パパと呼ばないで』が放送されていた枠で、『西遊記』が放送されています。
1978年10月1日 - 1979年4月8日の本放送の時も観ていましたが、すっかり忘れていてまるで初めて観るドラマのように楽しいです。
如意棒でのアクションが素晴らしい堺正章。
アドリブ連発の西田敏行。
飄々とした岸部シロー。
美しい以外の言葉が見つからない夏目雅子。
結婚前(だと思う)中尾彬、池波志乃夫妻が出演していたり、名前はわからないけれど時代劇や刑事ものに出てた!ほら!あの人!あの人!って俳優さんを検索するのが楽しい。
なかでも一番盛り上がったのが、『林泰文』さん。
名前だけだと『?』かもしれませんが、ドラマっこならばどこかで必ず見ている役者さんです。わたしはずっとお公家さんを演らせたい俳優№1の人だったので公家さんと呼んでました。
その林さんが『西遊記』に出演している・・・・。
妖怪に求婚された女性のわがままな連れ子の役。
子役出身だとは知っていたけれど、こんなに小さい頃からやってたんだ…。
出演作を見てみると、5才でデビューしそれからはコンスタントにドラマや映画に出演している。すげー。
杉田かおるや坂上忍のような『天才子役!』的な騒がれ方はされなかったけれど、着実にひたむきに俳優という仕事を続けてたんだと思うと、それだけで感動してしまう。
昭和のドラマはそういう楽しみもあって、いいですね。
セットや背景などなどがアナログなのがまたいい。険しい道のりをジオラマに人形で表現するなんて、ある意味抒情的。
なんでもかんでもリアルにすりゃぁいいってもんじゃないんだよ。うん。
音楽もその当時は最先端だったと思う。でも、時間の流れは当時の最先端を『レトロ』にしてしまう。
テンポよくポンポンと進んでいるよう見えて、その実、全く先に進まないストーリー。
ゆるーんとした音楽。
1日で全編観ることができないの、眠くなってしまって(笑)
つまらないわけではないの、面白いの。
でも、その牧歌的な緩やかさに癒されすぎて眠くなる(笑)
最近では20時に『西遊記』を見始め、30分を過ぎる頃には眠くなり旦那さんは脱落。というパターンになってます。
絶対、眠くなるα波かなんか出してると思うんだけど(;^ω^)
いや、マジで面白いよ、『西遊記』!
眠くなるけど(笑)