風日晴和

毎日楽しく忙しく

変化は恐れない、退化は許さない

最近、白髪が増えた。

子どもの頃から黒髪でなく茶色というか栗色だった。

そのせいで、いじめられたり先生に目をつけられたりと大変だったけれど、染めようと思ったことは一度もない。

だって、これが私の髪だから。

 

年を重ねて、黒髪よりも茶髪がもてはやされるようになると、真っ黒だった髪を茶色に染めたり色を抜いたりしてバッサバサの髪の人を見るたびに、天然物の茶髪のわたくしは鼻で『ふんっ!』と思った(性格悪笑)

最近は、染めたり色を抜いたりしても髪質に問題は出なくなったけどな。ちぇ。(性格悪笑)

 

自己肯定感は低いわりにプライドだけは高いので、自分自身が『老化に抵抗している』という自分の姿を見たくない。

なので、白髪を絶対に染めない。

だって、これが私の髪だから。

 

幸いなことに、旦那さんは『白髪、かっこいいじゃん!』という人なので、白髪はみっともないから染めろとは言わない。

けっこう、周りでは配偶者やお子さんに白髪のままだとみっともないと染めることを勧められるらしい。

大きなお世話なのにね。

 

いま、ヘアドネーションができるようにと髪を伸ばしている。

3回ほど寄付したけど、そのたびに太くてしっかりした髪質を褒められる。

毛量も多いので、一掴みが太いと美容師さんが感心する。

50歳をいくつか越えて、次にヘアドネーションする時、太くしっかりとした髪質のままだろうか、毛量は減っていないだろうか。

 

白髪は変化だけど、痩せて頼りない髪はわたしにとっては退化。

年齢を重ねれば仕方がないことと諦めたくない。

わかめやひじきを食べ、たんぱく質をしっかり摂って、艷やかな髪を守り抜く。人生の春をとっくに終え、熱い人生の夏から穏やかな人生の秋に差し掛かろうとしている大人だって、いや、大人だからこそ、

 

変化は恐れない。

でも、

退化は許さない。

 

と、かっこよく書いているけど、ただ単に白髪が増えたけれど面倒くさいから染めないぞと宣言しているだけだったりして(笑)

 

 

 

 

 

今週のお題「変わった」