禾乃登こくもの すなわち みのる
稲が稔る
今年は激暑で水不足な夏だったので、コメ農家さんも悲鳴をあげています。
うちの実家も小さい田んぼを持っているので、他人事ではありません。
父の話だと、そこまでの大打撃は無さそうなので来年分のお米は確保できそうです。
生まれてこの方、お米を購入したことがほぼ無いので、お米が10キロいくらでそれが大人の家族3人で何日分なのかも知らない。
贅沢な話です。
いまでこそ、それがとっても恵まれていることだと実感してますが、もうちょっと若い頃は、どうせ兄もわたしも跡を取るつもりもないし、管理も大変になるんだからさっさと田んぼを手放して自由になればいいのにと思ってました。
それを叔母に話したら、『手放したらそれまでだけど、持っていたらずっとお米に困らないんだよ』と言われました。
その時はピンとこなかったけれど、いまはなんとなくわかる。
その時手に入れた土地代は生活の中でいつの間にやら溶けるけれど、田んぼは毎年ちゃんとお米を生んでくれる。
あんなに嫌がっていたのに、田んぼの管理をすることになった運命のいたずら。
とりあえず、甥っ子に渡すまでは大事にさせてもらおう。
なんて(笑)
大人になったもんだ(笑)
売り飛ばせって言ってたのに(;'∀')