先日、6月14日から始まる浦安のお祭りのために寄付をしてきました。
引っ越すことが決まっているわたしにとって、最後のお祭り。
なので、見物じゃなくちゃんと参加したいと思ってのこと。
地域のお祭りとはいえ、宗教的な意味合いが無いわけではないので、個人的に寄付をしてきました。
その話を同僚パートさんにしたら、驚かれました。
『そういう時って、旦那さんの名前でやるもんじゃないの??』って。
『うちは旦那がそういうことに全然興味が無いけれど、旦那の名前で寄付してるよ』って。
確かに、うちの母だったらそうしていると思う。自分の名前じゃなくて、父の名前で出す。
でも、先にも言ったとおり、地域のお祭りとはいえ、宗教的な意味合いが無いわけではない。
寄付という名の奉納を興味のない人の名前で出す方がわたしにとっては違和感でしかない。
信仰は個人的なものだと思うから。
ま、別にわたしだって信仰を持っている訳ではなく、神社仏閣巡りが好きなだけだし、今回だって、思い出作りだけどさ。
わたしはわたしの思いでやっていることに、旦那さん、あるいは家族って関係してくるのだろうか。
家族単位でしなくちゃいけないものなの?
家を建てることになって、隣の敷地の畑を買わないか?と打診されていた。
その時は旦那さんも仕事をやめていなくて(笑)多少予算に余裕があったので、買っちゃうか?なんて、思っていた。
んだけど、なんと、お隣の土地の持ち主の方が御病気になってしまい、売る売らないの判断が難しい状態になってしまった。
さて、問題です。
この場合、土地を売ってもらうのにどうすればいいでしょう。
答え。
裁判所で成年後見人を選任して、その人と交渉する。
すごい違和感。
だって、その土地の持ち主には奥様がいて、結婚してから築いた財産は夫婦の共有財産なはずなのに、どうして奥さんにはその土地に対しての権利は無いの?って。
あくまで名義人は旦那さんで、所有者も旦那さん。売る売らないを決めるのは所有者である旦那さんになるってこと。
変なの。
夫婦二人で築いた財産なのに、名義を旦那さんの名前にしただけで奥さんの権利は無くなるっておかしくないか?名義なんて便宜上のものじゃないの?
じゃ、共同名義にすればいいかって言うと、そうでもない。
今回の場合だと、その土地を売るときに共同名義人すべての了解が必要になるから。
結局、成年後見人は必要になっちゃう。
なんか、変なの。
旦那が病に倒れ、少しでもお金が欲しい時に、目の前に持っている土地を買ってくれる人がいるのに、動かせない歯がゆさ。
その後見人を選定するのに、どれだけの時間がかかるんだろう。
神社への寄付、奉納を家族単位でしたとて、家族代表で名前が出るのは旦那さん。
それはそれでも、いいけど。
神様は名義が旦那さんだからって、その家族を分け隔てしないと思うし。
でも、わたしはわたしの思いがあってご寄付をしてるんだもの、家族の代表じゃない。
堂々とわたし個人の思い。
そしたらね、旦那さんが『いいなー。俺も持って行く!』と言って、同じ神社にご寄付、奉納してきました(笑)
なんじゃそりゃ(笑)
さすがにタイムラグがあるので隣同士じゃないけれど、わたしと旦那さんの名前が並んでる。
個人的だけど、家族。
それってすごく、なんかいい。